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新井 英彦; 永井 士郎; 畑田 元義
Z.Phys.Chem.,Neue Folge, 131, p.47 - 56, 1982/00
非循環流通方式によりCH-CO混合気体を電子線照射(0.6MV,2mA)を行ない、水素、炭化水素類、アルデヒド類および有機酸類の生成量に及ぼす混合気体の組成、及び反応温度の効果について研究を行なった。生成物のG値はCO含量に依存し、120Cにおける最大のG値は、H,6.5;CH,2.5;CH,0.4;CH,0.5;酢酸,1.6;プロピオン酸,1.2;アセトアルデヒド,0.5であった。有機酸はCHイオンによって開始されるイオン機構によって生成するが、CO濃度の高い所ではその他の機構によって進むと考えられる。
新井 英彦; 永井 士郎; 畑田 元義
Z.Phys.Chem.,Neue Folge, 131, p.47 - 56, 1982/00
大気圧で種々の組成のCH/CO混合気体の電子線照射(0.6MeV)による放射線化学反応の研究を行なった。水素及び炭化水素の収量は、炭酸ガス含量の増加とともに次第に減少した。COとHOの収量は、COから生成するO( D)の量で、ほぼ説明できる。但し、CO含量の高い所では、この関係は成立せず、代ってギ酸、酢酸、プロピオン酸が生成した。ギ酸は、ホルムアルデヒドを経由してラジカル過程で、一方酢酸及びプロピオン酸はイオン機構で生成すると考えられる。